第一回音楽祭「音楽への旅in鹿嶋」
2018年6月3日(日)、大和会(移住者の会員組織)の役員さんたちが努力を重ねたチャレンジ企画、第一回音楽祭「音楽への旅in鹿嶋」が開催されました。
毎年この時期は「バーベキュー大会」が恒例行事でした。
それを音楽祭に変更した理由はいくつかあるのですが、最大の要因は、本職のミュージシャンが鹿嶋に移住されてきたこと、加えて地元鹿嶋にもプレーヤーが沢山いらっしゃったから。
鹿嶋にはライブハウスがいくつもあり、若者から高齢者まで生音を楽しむ層がかなり存在するのです。
とはいえ、大和会会員の多くは60代以上のシニア層。音楽といえば歌謡曲か演歌が定番の方々に、エレキギターをメインとした音楽祭が受け入れられるのかという懸念がありました(大和会役員さん談)。
先にチャレンジ企画と称したのは、こんな理由からなのでした。
会場は、大和ハウジングの忘年会会場としてお馴染みのホテル「サンロード鹿島」。
二階のカフェがライブ会場です。
開演は11:30だというのに11時にはほぼ満席。各席の前にお弁当が並んでいきます。
オープニングアクトは、神宮の森で20年間オカリナの音色を届け続けている神森 響さん。
お酒も入って熱くなりつつある会場を、涼やかな風のようにオカリナが流れます。
「月の沙漠」から始まり、終曲「コンドルは飛んでいく」まで。
皆の心をやさしく温めてくださいました。
続いて、音楽祭の主催者のひとり大澤由太加さんとお仲間の登場です。
本場アメリカでプロミュージシャンとして活躍後、大の海好きが高じて、昨年横浜から移住してきた大澤さん。
相方は鹿嶋のライブハウスZEROで弾きまくっているヤッキン。二人とも60歳すぎですが、筋金のROCK人間。ご覧の通り、風貌が違います(笑)。
懐かしのスパイダース「なんとなくなんとなく」を皮切りに、堺正章の大ヒット曲「街の灯り」と日本語曲が続きます。(今日は英語曲封印です!笑)
ぶっ飛んでるおじさまギタリストの間に、若い女性シンガーCHIZUちゃんが加わります。
彼女は潮来出身、オリジナル曲を集めたCDも出している本格派で、かつモデルでもあります。
若さと美貌、ノリノリの名曲・大黒摩季「ら・ら・ら」「川の流れのように」で、さらに会場を盛り上げます。
最後はCHIZUちゃんからジャネットに交代。
フィリピンから日本に来て、今はZEROで歌うパワーボーカルです。
挨拶のあと、いきなりパワフルな曲が飛び出します!
「雨の御堂筋」、、上手い!しかも高齢者をいたわる曲間のトークが抜群!
初めてのロック演歌で乗りまくっている88歳Aさんに「おばあちゃん、大丈夫?」と問いかけると会場は大爆笑です。
アンコール曲は「テネシーワルツ」。
事前に配られた歌詞カードを見ながら全員で大合唱となりました。
いつものことではありますが、結局は大盛り上がり!
鹿嶋に移住されるパワフルシニアは、この日もまたお元気でありました。
ご協力いただいたミュージシャン&シンガーの皆さま、大和会の役員&ご参集いただいた皆様、本当におつかれさまでした!またやりましょうね。