2024年2月3日更新
今回、おじゃましたのは、東京都世田谷区から移住された高橋さんご家族の住まい。和浩さん、優子さんご夫妻と、和浩さんのご両親4人で、2024年1月から鹿嶋ライフをスタートしています。移住を考え始めたきっかけは、和浩さんご自身の定年と、和浩さんのご両親が世田谷区で長年続けてきた理容室を閉じられたことだったそうです。「高齢になっても自宅の1階で床屋を続けてきた父と母でしたが、体の面で心配もあり、そろそろ廃業しようということになりました。私も定年退職していましたし、4人の子どもたちもみんな親離れしていました。そうなると、もう東京にいなくていいんじゃないのと、ふと思ったんです。新宿まで数キロという利便性の高いところでしたが、その利便性のためにやりたい暮らしを我慢しなくていいんじゃないかと」。当初は優子さんのご実家のある千葉で探していたそうですが、不動産会社の勧める物件を見て回っても良いものがなかったのだとか。一時は引越しをあきらめそうになったそうです。
範囲を広げて、優子さんが鹿嶋方面をネットで探し始めると、大和ハウジングのサイトで海が近い物件があることを知り、見てみることに。「サッカーのアントラーズくらいしか知らない土地でしたが、大和ハウジングさんに電話をして案内してもらうことにしました。まず良かったのが、最初に「はまなす公園」の展望台に連れて行ってくださったこと。地域が広く見渡せて、海抜もある程度高く、津波も大丈夫だとわかりました」。そして2軒目で見たのが、この家だったそうです。まだクリーニング作業前の未公開物件でしたが、見た瞬間、ご夫妻はこれだと感じたとのこと。「4Lという十分な広さがあって、地形もいい。南にまっすぐ向いていて、接道が広いのも気に入りました」。実は、和浩さんはかつて大手不動産会社に勤務されていた方。不動産のプロの目が、この物件の価値をすぐに感じてくださって、ご家族の移住プロジェクトが一気に進展します。
鹿嶋での暮らしを始めると、ライフスタイルは180度変わったとご夫妻は言います。「足の踏み場もなかった東京での生活と比べると、解放感がものすごいです。こんなに空が広くて、歩いて15分ほどに海があって、海の音も聞こえてきます。周りの家とも離れているので、大きな音を出しても大丈夫。映画館みたいにしてネットフリックスを見ています」。20代の頃、和浩さんと優子さんは同じ大学に通っていて、学生の頃から一緒に音楽を楽しんでいたそうです。ただ、結婚して子育てが始まると、たくさんのレコードは押入れに封印。何十年もそのままだったレコードを、この家に来てから、またリビングに出せたことが嬉しいと優子さん。一枚一枚、思い出しながら聴き直していると、遊びに来た20代の息子さんも80年代の音楽にハマったりと、音楽のある暮らしが再び盛り上がっているそうです。「大きな犬を飼って、一緒に海辺を散歩したいね」「サーフィンも始めようかな」「孫が生まれたら夏休みは預かって、みんなで庭でグランピングをしよう」。レコードが再び音楽を響かせ始めたように、ご夫妻の胸のなかにしまわれていた夢が鳴り響き始めていました。
「大和ハウジングの方々からは、物件を紹介してくださるときから、初めての土地への移住に安心してもらいたいという想いが伝わってきました。購入後も、何かあるとすぐ対応してくれます。庭をやりたいんだと話したら、使ってくださいと、中古の鍬や工具を一式持ってきてくれたり。先日、私たちが家を空けるときには、うちの両親のことを見守ってくださいました。完璧なフォローに本当に感謝しています」。この住まいと高橋さんご家族の出会いをお手伝いできて、私たちも心から嬉しく思います。住まいとの出会いによって、こんなにもご家族の想いを花開かせることができるんだと、この仕事の喜びをあらためて感じることができました。これからも鹿嶋ライフをどこまでも楽しんでください。