コミュニティーがあるからここで一人暮らしができる
和紙をちぎって張り合わせて作品に仕上げる〝和紙ちぎり絵〟を趣味とされている82歳の上村さん。
作品同様、何気ない生活の一部を切り取って美しい言葉で「人として本来あるべきとても健康的な生活をさせていただいている」と神様に感謝。
そんな上村さんは、鹿嶋に来る前には東京で暮らしていました。
3・11の震災前に鹿嶋に引っ越してきたのですが、きっかけは東京で手話のお教室に通っていた時に、手話の先生がおっしゃったなにげない言葉でした。「私、茨城に行ってみようかしら・・」
この言葉が頭の片隅に残っていまして、ある日大和ハウジングの広告が目に止まったのです。
きっかけは社長の一言。「お年寄りが一人暮らしとなっても、楽しんで住んでいただける住宅の提供とコミュニティー作り、そして安心安全を私達大和ハウジングはお客様にお届けしています」
鹿嶋に住んだのは、3・11の少し前。震災も体験しましたが留守にしていたため、一人での怖い目にはあいませんでした。
その直後、大和ハウジングの営業の方が1件1件安否確認をし被害がないか、なにか問題がないかと声をかけてくれたのに心底安心しました。
あんなに迅速な対応は、普段から私達お年寄りのことを考えてくれているからこその行動なのかと思いました。町の不動産屋さんでは無理でしょうね。
本当に鹿嶋、大和ハウジングを選んでよかったと思いました。
東京ではなかったこと。それは、朝起きて、お味噌汁をつくる時、青物をほんの少し入れたいと思った時、庭に出て自分で作ったニラとかシュンギクとかを数本採ってきて刻んで、サッと入れたら、そのお味噌汁がとても美しく見えたんです。
そして食べてみて、その美味しさに感動しちゃったんです。この瞬間に、このような暮らしが薬よりも何よりも健康の源であることを実感しました。
毎日、快食・快便・快眠が365日完璧に行われています。
素直に、ここに溶け込んでいる自分があることに神様に感謝しています。
ここにお住まいの方々は、いろいろな方がそれぞれの道を歩んで来られてきた方ばかりですから、どこまでお付き合いが可能なのかどうか、人付き合いで少し悩むこともあります。
でも、一人暮らしだからこそ、助け合いや協力が必要になることがあることを解り合って、皆さんで楽しく暮らしていければいいのにと思います。
そして、今、手元には和紙がたくさんあるので、これを片付けなければなりません。もし可能ならば、ご希望の方に月に1回程度寄り集まっていただき、〝和紙ちぎり絵〟をお教えしたいですね。
時には食材を持ち合って料理教室なんかも開いて、皆さんでここでの生活を楽しみたいと願っております。
ぜひ美しい〝和紙ちぎり絵〟の作成をご一緒に学んでみませんか?
お味噌汁がとても美しく見えたんです。そして食べてみて、その美味しさに感動しちゃったんです。この瞬間に、このような暮らしが薬よりも何よりも健康の源であることを実感しました。