鹿嶋に来てからテニスを始めた吉田さん
お天気のいい日はほとんど毎日テニスをやっています。ゴルフを楽しむつもりで鹿嶋に来ましたが、テニスの行事になにげなく参加したところ、とても楽しかったのです。
それからは夫婦共々すっかりハマってしまいました。60歳を超えてから始めたテニスも4年目になり、今ではテニスが中心の毎日を楽しくエンジョイしています。
鹿嶋でスポーツといえばどうしてもサッカーのイメージが強く、鹿嶋スタジアムを思い浮かべてしまいますが、今日はこの地区の皆さんでテニスの大会を行っているということで、この試合の見学方々、おじゃましてみました。
大和ハウジングの大和会の方々も大勢参加しておられ、鹿嶋に移住されてからテニスを始めたという吉田さんの奥様に取材をお願いしたところ、快くお話しをお聞きすることができました。
60才までバレーボールをしていたという吉田さん
ご主人はスキーで国体出場の経験を持つというスポーツ大好きのご夫婦です。鹿嶋を選んだのもゴルフを楽しめることが一番の理由でした。
でも他のスポーツにも出来るうちに(体力があるうちに)トライしてみるのもいいね、ということでテニスを始めたのだそうですが、これがハマってしまい、今では天気が良ければ毎日テニスをしている、という熱の入れようです。
「はじめてやるスポーツには、一日一日上達していくことが実感できる、達成感があるから面白いんです。」と吉田さんはおっしゃいます。
そして、お孫さんにもラケットを買い与えて、強制的にテニスをやらせているのだとか・・。お孫さんと一緒にスポーツを楽しめるなんて素敵ですよね。そして、テニス仲間同士では、そば作りや餅つき大会なども行います。テニスを通じて出会った方々とのお付き合いが、これまたとても楽しく充実しているのだそうです。
「ここは移住されてきた方が多いので、いろいろな経歴の方との出会いがあります。
それぞれの経験談は思っている以上に様々ですから、お聞きするのはとても楽しくて為になりますし、視野を広げることにもなります。
これからリタイア生活に入る方々にもこんな沢山の出会いをいっぱい経験してほしいですね。」とこれから移住される皆さんへのメッセージをいただきました。
そして、ご自身が移住された時の経験をふまえて、「移住した時点で、一旦人生をリセットし、新しい生活をスタートさせるつもりの心構えでいれば、また新しい出会いがやってくるし、これは元気なうちに早目に実行するべき。動けなくなってから移住しても何も出来ませんからね、動けるうちに少しでも早く決断すること。」を、声を大にして伝えたいと力強く語ってくださいました。
もともと何かを創り出す事がやりたかったという吉田さんは、野菜を育てることも創造のひとつと考えていて、「鹿嶋を選んだのはやはり土いじりをしたかったから」と2つ目の理由を挙げられました。毎日の献立に必要な食材のほとんどは自給自足できているのだそうです。
「農家から土地を借りて野菜の栽培を行いながら、いちご・かき・いちぢく・みかんなども育てています。
果物もほとんど自分で育てていますが、やはり天候には勝てません。でも年によっては、良く出来た作物もあれば失敗する作物もあり、とバランスはとれているんですよ。」と、いかにもスポーツ好きを思わせるさわやかな笑顔でお話しをしてくださいました。
東京から近いし海もあるので、お子さんやお孫さん、お友達もしょっちゅう遊びに来てくれるのだとか。まさにリタイアメント生活をおおいにエンジョイしながら元気に生き抜こうとする、新しい生き方そのものを教えてくれたような気がしています。
そろそろ年金生活を考えなければならない時期にきている我が身にとっても、多いに参考になりました。元気を維持する為のスポーツの楽しみ方なんかも教えてくださいね。