2025年05月07日更新

今回、おじゃましたのは、明るいサンルームが素敵な藤田さんご夫妻のお住まいです。奥様の美香さんがお話を聞かせてくれました。移住してきたのは2024年1月。埼玉県の越谷市からとのこと。「いずれは田舎暮らしがしたいねと主人がいろいろ調べているうちに、鹿嶋という土地を知りました。最初は栃木の日光や那須のほうも見ていたのですが、冬がちょっと寒そうでやめました。比較的温かくて、孫のことを考えると、海も近い鹿嶋がいいねと」。ご主人の会社に転勤願いが認められるのを待って、越谷の住まいの売却も済ませ、こちらへ移られたそうです。「住み始めて2ヶ月ほどですが、ご近所さんがいい人ばっかりでありがたいです。野菜のお裾分けをいただくんですが、こっちの野菜はすごく水々しくてびっくりです。カスミやタイヨーといったスーパーも思っていたより近くて、生活の不便も感じません」。

藤田さんご夫妻がこの家を選んだ決め手は、広々とした敷地にゆったりと立つ平屋の贅沢なたたずまいだったそうです。「越谷の家では2階の窓を開けても隣の家という感じでしたから、憧れの平屋がこの価格で手に入るなんてと、すぐに決めちゃいました。他の不動産屋さんで何軒か紹介いただいたものには決め手がなかったのですが、大和ハウジングさんで最初に紹介してくださったのが、ここでした。広い芝生の緑がきれいで、形のいい庭も気に入りました」。


暮らし始めてからの美香さんのいちばんのお気に入りは、明るく温かいサンルームだそうです。「この空間がとても気に入って、ここに合ういろいろなインテリアを集めています。主人は壁に絵を飾ったり、ゴルフを観るのにもっとテレビを大きくしたいと話しています」。ゴルフはご夫妻の共通の趣味で、温かくなったら二人で行こうと話しているとのこと。「以前はゴルフに行くとなれば朝早く起きて準備するものでしたが、鹿嶋は名門コースも近くにけっこう多いとか。これからは気軽に行けそうです。練習しておかないといけないですね」。
広々とした庭には、今、バーベキュースペース用のコンクリート工事が進行中。ご主人も休日は庭仕事に一生懸命で、とても健康的になったと美香さんは言います。そして娘さん家族がお孫さんを連れて泊まりに来るのが、藤田さんご夫妻の今のいちばんの楽しみのようです。「じいじとばあばの家の庭でキャンプをしに来ると言っているんです。5歳と3歳の孫にはまだキャンプ場は大変だけど、この庭なら安心だからと。庭にテントを張ったり、ビニールプールを出したり、夜は真っ暗になるのできれいな星も見せられそうです」。越谷ではお孫さんたちが家に遊びに来るとなれば、ご夫妻のクルマを外のコインパーキングに停めに行って、家の駐車場を空ける必要があったのだとか。今の庭なら余裕で数台停められます。空間の余裕は、人の心の余裕にもなって、人生をより豊かなものにする。じいじとばあばと星空を見上げるお庭キャンプは、お孫さんたちの心に残るものになりそうです。