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菜園、トランペット、アメ車。

趣味を思い切り楽しむために東京から移住。

2025年05月19日更新

「東京に暮らしながらずっと鹿嶋は気になっていたんです」

今回おじゃましたのは、2024年冬に移住した佐藤行人さん。もともとの生まれ育ちは福島市。36歳のときに奥様のお母様が住んでいた東京へ引っ越して、それからは東京の江東区で家族で暮らしてきたという行人さん。そして昨年、63歳の年に、念願だった鹿嶋への移住を実現。今後、お子さんの高校卒業を待って奥様も引っ越してくる予定とのことです。「鹿嶋という地域はずっと気になっていたんです。海が近いのも魅力だったし、都内より土地も広くて安い。雪も降らない。東京に住むようになってすぐの頃から、実は何度か足を運んで、ここがいいなあと思っていました」。お仕事が定年の区切りを迎えることを機に、2018年頃から鹿嶋の物件をネットで調べては訪問して確認。広々とした環境の中に建つこの住まいを選んだそうです。

「広くなった畑。桃の木やタラの芽の苗木も植えました」

現在は、健康のためにと近隣のホームセンターで4時間ほどの勤務をしながら、それ以外は家庭菜園でジャガイモやトウモロコシなどの栽培を楽しむ日々。江東区に住んでいたときも小さな区画を借りて菜園はしていたそうですが、それよりはだいぶ広い面積になり、記念樹として桃を植えたり、タラの芽の苗木を植えたりと、育てる楽しみが大きく広がっています。「耕運機はホームセンターでレンタルするよりも、『なごみの郷』(鹿嶋地域の互助組織)で安く借りられるので活用しようと思っています」。畑作業をしていると、犬の散歩に通りかかる近所の人たちと自然に知り合いになり、長い時間、話し込むことも多いと話してくださいました。

「もうすぐ、アメ車がもう一台納車になるんです」

この住まいに決めた理由は、菜園以外にもたくさんある趣味を思い切り楽しむためだったそうです。「オーディオのボリュームをこんなに上げたら、東京のマンションじゃ苦情が来ますよね。ここは何も気にしなくていい。苦情の「く」の字も来ません」。30代の頃に買いながら、思うように練習できず、投げ出していたトランペットも久しぶりに取り出したそうです。「定年になることを見越して、少し前から教室に通って基礎を習い直してきました。東京では練習もカラオケ店に行って吹いていましたからね」。クルマも好きで、特にアメリカ車が好きだという行人さん。まもなく完成する大きなガレージには、今のクライスラーに加えてもう一台、リンカーンのコンチネンタルが納車予定とのこと。ボディを磨いては眺めるのが楽しみだそうです。 

「無理な営業はしない。本当にその通りでした」

「大和ハウジングさんには親身になって対応してもらっていることに、大変感謝しています。『無理な営業はいたしません』と書いてある通り、強引に売り込むようなことはなく、でも、こちらの問い合わせには面倒がらずに対応してくれる。もうここにお世話になるしかないと思いました」。行人さんのお宅に取材撮影におじゃましたときは3月下旬。もうすぐ、大和ハウジングを通じて移住してきた方々どうしのお花見会があるのが楽しみと語ってくださいました。大きな収納スペースには釣りやキャンプの道具もぎっしり。東京の住環境では我慢していた行人さんのやりたいことが、まだまだ花開いていきそうです。