鹿嶋にクマ、出現!?
ドアを開けたその瞬間、取材陣(私、カメラ、そしてオマケで付いてきた小学2年生のリョウ君の三人)は叫び声をあげました。クマ1頭を先頭に、ワンワンワンワン!と(喜びの)雄叫びをあげながら、何頭もの犬軍団が飛び出してきたからです。
踵を返し、まっさきに逃げ出したリョウ君を黒い体毛をなびかせて追いかける熊と犬軍団。リョウ君が、食われる!!!驚愕の取材はこうして始まりました。
熊じゃなくて、犬だったのですね。
(奥様)そう、アラスカン・マラミュートという犬種で、名前はボボ。インドネシア語で「寝坊スケ」という意味なの。他の子は、アメリカンコッカースパニエルで、今、全部で8頭。ボボを入れて9頭です。
また、どうしてここまで増えたのか?説明していただかないと(笑)
主人の仕事の都合で、4月に鹿嶋に来るまでは、6年間、インドネシアに住んでいたのね。一番最初に飼ったのは、ニンジャとフードゥ、その後にチモティ(メス)とデゥッフ(オス)の兄弟。本当はこのバフ色(栗色)の子が欲しかったんだけど、この子は売れませんと言われ、仕方がないから、そっちのマニスを買ったの。
ところがその3ヶ月後にブリーダーが突然訪ねてきて、資金繰りがしんどいので、バフ色のイムを引きとってくれと、勝手に連れてきたの。それで6頭になりました。で、
そこの2頭はその後生まれた子達。ある日、トリミングでそのブリーダーの店にいったら、ボボがカゴに入っていて、こっちを見てるの。
その晩、主人にとっても可愛い子がいたのよ、って話したら、次の日、主人が連れて帰ってきちゃった。
当時はまだ体重が10kgだから、他の子と同じぐらいの大きさだったのに、今では55kgもあって、ご覧の通りです。
鹿嶋に移住された経緯を教えてください。
(ご主人)インドネシアが気に入ってしまって、できればずっと住んでいたかったのですが、鹿嶋に転勤するよう、辞令がでました。最初は、僕一人が帰国して、借家を探したのです。でもこの家族構成でしょ、どこも貸してくれなくてね、困りました。
会社に相談したのですが、家を買ってでも鹿嶋に来い、ということになり、藁にもすがる思いで、偶然目にした大和ハウジングに飛び込んだのですよ。
飯島社長が対応してくれて「ご希望通りの平屋で、全周囲壁で囲まれた家はあるけど、ついでに広い土地も付いてくるよ。」と(笑)。
<岡嶋さんが購入された家は、大和ハウジングを通じて移住された方のコミュニティハウスとなる予定の物件で、土地は900坪、建物は60坪もあります。販売する予定はなかったのですが、試しに売り出して見た矢先、岡嶋さんがポンと現れたというのがことの次第でした。まさに縁があったという感じですね。>
素敵な家具がたくさんありますが、これはインドネシアから?
そうですね、とにかく安いので。あの照明(注:高さが2mもあるアーティスティックな逸品です)なんて5,000円ぐらい。置物も結構集めたけれど、どれも1,000円ぐらいですよ。このテーブルはみんなで作ったやつ。一刀彫りの彫刻で、壁にかかっていたのをテーブルにしたんだよね。
男六人がかりじゃないと運べないのが難点だけど(笑)。
ご主人は奈良、奥様は東京のご出身ですが、鹿嶋はいかがですか?
(ご主人)楽しいですよ。食べ物も美味しいし。インドネシアも良かったけれど、熱帯雨林で一年中暑いから、やはり四季がある方がいいよね。ただ日曜日は草刈で終わってしまうし、彼女も親の介護やら(奥様のご主人は鹿嶋の介護施設に入居される予定だとのこと)、犬の世話で忙しいから、鹿嶋探索は全然できていないんだよね。
(奥様)先日、やっとボボ達をつれて、海浜公園へ行きました。ボボは海をみるのが初めてだったので、満足していたみたいです。
ボーっと眺めてましたから(笑)。最近、少し生活基盤が整ってきたので、今後は釣りだとか、ゴルフだとかに挑戦しようかな。
(編集後記)取材中も犬達が寄ってきます。特にボボは人懐っこくて、インタビュアーの膝に登って来るわ、カメラの前に立ちふさがるわで、かわいいのなんの。週に一度は遊びにきたくなるような岡嶋家でありました。