2025年7月14日更新
海からの距離は歩いてわずか１分ほど。フェンスに「JMI-HOUSE」の看板があるおしゃれな印象の家は、神奈川の湘南との２拠点生活を送るSさん（50代）ご夫妻のお宅です。月に１週間程度はこちらに来て、サーフィンなどをしながら過ごされているというご夫妻。滞在時にお話をお聞きすることができました。それにしても、湘南もサーフィンのできる地域。なぜ鹿嶋エリアにもう一つ拠点を設けられたのでしょうか。「東京から湘南に移り住んだ20年前は、湘南の海も混まなかったんです。でも今では人が増えて海はサーファーで混雑気味。人が少ない早朝の４時や５時に海に行かなければならなくなりました」。湘南の海では窮屈になったご夫妻は、40代になってからは時々キャンピングカーで日本各地の海辺を巡るようになったそうです。九州、四国、日本海側など全国のサーフポイントをまわってきたご夫妻が、なかでも「何ここ？」と魅力を感じたのが、サーファーたちの中で「トップサンテ」と呼ばれる鹿嶋のサーフポイントだったそうです。
「キャンピングカーで鹿嶋の海辺に３日ほど滞在するうちに、ここに基地が欲しいと思うようになりました。大和ハウジングさんのホームページを見つけて、いい物件があったら見たいと条件を伝えておいたんです」。条件に合う中古の物件が見つかったという連絡が来たのは、Sさんご夫妻が宮崎にサーフトリップをしていたときだったそうです。「僕たちはすぐ見に行けなかったんですが、本当に偶然、友人が鹿嶋でサーフィンをしていると連絡が来たので、その友人に頼んで大和ハウジングさんと物件を見に行ってもらったんです。そうしたら「すごくいいよ！」と。海は近いけれどプライバシーも保てたりと、私たちの要望にばっちり合うことがわかって、そこからはもうトントン拍子でした」。宮崎から戻るとすぐにご夫妻は自分たちでも確かめて、購入を決められました。「もっと遠いと思っていたら、湘南の自宅から２時間で来れることもわかりました。実は宮崎の海辺や鹿児島の離島も検討していたんですが、年１回しか行けない場所よりもすぐに来れるここにしようと決めました。最高の立地でした」。
大和ハウジングにはどんな印象をお持ちだったのでしょう。奥様にお聴きしました。「お手頃のものもハイクオリティのものも素敵な物件がいっぱいあって、そこから自分たちにちょうど合うものを選べました。ふだんは湘南にいて、仕事もしながらでは、いちから自分たちでこの家をリフォームすることはできなかったので、ベースのリフォームをしっかりやって引き渡してくださるのも良かったです。こちらの希望も聞いてくれて、外シャワーもお願いしたら思っていた以上に素敵なシャワーにしてくださいました。営業の方も明るくて元気が良く、信頼できました」。中古住宅を傷んだままお渡しすることはなく、住まいのベースの機能はリフォームで整えてお渡しする大和ハウジングの姿勢を評価していただきました。さらに美大出身のSさんがデザインした看板やウォールアートも加わって、世界に一つのご夫妻の基地「JMI-HOUSE」ができていきました。
そして湘南でのライフスタイルとは大きく違うものが、鹿嶋にはあったとのこと。「湘南ではけっこうせわしなく生活しているんです。サーフィンも仕事前の早朝に行かなきゃと予定を詰めたり、休日も仕事をしていたり。マンションなので庭で土に触ることもない。それが鹿嶋に来るともうのんびり（笑）。ゆっくり起きて、海に行って、戻ってきて適当に庭でバーベキューをしたり。近くの道の駅で採れたての野菜とフルーツを買ってきて、美味しさに二人で驚いたり」。各地への旅で美味しいものを食べてきたSさんご夫妻にとっても、この土地のものは特別美味しいと感じるそうです。庭では奥様が菜園も始めて、土に触れる喜びもあると話してくださいました。「サーフィンをするにも、ここはいい波がありすぎて困るくらい。でもサーフィン以外の楽しみもいっぱいで、海に入らずに畑をしていることもあります」。湘南と鹿嶋の２拠点があることで、暮らしにメリハリが生まれたというご夫妻。湘南とは違う良さが鹿嶋にはあることを、私たちも気づかせていただきました。これからも自然体でさらに素敵な「JMI-HOUSE」が育っていきそうです。
